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SCANSPEAK 10F/8422-03・続編② [スピーカー]

先日の「SCANSPEAK 10F/8422-03」の続編記事の第二弾になります。

家人にはユニットに触らぬ様申し付けてあるものの、ユニット剥き出しは何かと心配なので、保護用のスピーカーグリルを装着してみました。
sa-10.jpg

秋葉原のコイズミ無線等で取り扱われているもので、SV-101と同じダイトーボイスのメタルカバー SA-10-DXです。
sa-10dx.jpg
http://dp00000116.shop-pro.jp/?pid=21397260

SA-10-DXは枠部分がABS樹脂製で、鉄製のアミ部分に10F/8422-03がピッタリと納まる10cm角型のスピーカーグリルです。
ユニットのビス穴が4個でネジ穴距離が合えば共締めもできますが、10F/8422-03はビス穴3個でそもそも合わないため、取り急ぎ両面テープによる仮止めでネジ止めにするか思案中です。

さて10F/8422-03の音質ですが、当初は期待外れと思われた低域もエージングが進むとしっかりと鳴る様になり、コンパクトな割に内容積があって剛性も高いSV-101の選択は、工作はもちろん塗装も要らないし文句無しに大正解でした。
小口径のフルレンジは、OTTO SX-111DとBOSE 101VMを所有していますが、10F/8422-03SV-101の組合せは何れとも全く趣の異なる音質で、スピーカーはフルレンジかつバスレフ一辺倒のオーディオ遍歴に新たな楽しみが加わりました。

後付になりますが、本誌81頁にT/Sパラメーターの記載がありましたので、「エンクロージャー設計支援ソフトsped」にて、SV-101とMOOK特別付録の周波数特性を比較してみました。
赤線がSV-101(内容積:2.7L、ポート共振周波数:101Hz)、青線がMOOK(内容積:1.4L、ポート共振周波数:120Hz)の低域特性で、SV-101の方が低域再生に有利という予想通りの結果です。
sped_fr.JPG
因みに、spedはVectorにも登録されている優れもののフリーソフトで、エンクロージャーのサイズ、ダクトの内径と長さ、ユニットの組合せで様々なシミュレーションが可能です。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/personal/se335481.html


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コメント 4

conta

やはりガードが付くとイメージが随分と良くなりますね。肝心の音出しも素晴らしいようで何よりでした。エージングが進むと更に良くなるのではないかと思います。
by conta (2012-08-04 09:12) 

coregar

conta様、お世話になります。
スキャンスピーク製品を理解して貰うための戦略価格としても、一個1,000円は安いと感じましたが、何処の書店も売切れで、アマゾンもプレミア価格になってますね。
エッジは丈夫なゴム製ですし、末永く大事に使いたいと思います。
by coregar (2012-08-04 13:02) 

そらへい

既製品をポンと買うのではなくて、いろいろアイテム取り揃えて
たのしみがどんどんひろがりますね。
by そらへい (2012-08-04 18:09) 

coregar

そらへい様、お世話になります。
置き場所も無いので、多分私は大丈夫だと思いながらも、「単体ユニット + 既製エンクロージャー」で味を占めると、徐々にエスカレートして、自作スピーカーを作り続ける病気(?)に罹らないか心配です。
by coregar (2012-08-04 19:47) 

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