SCANSPEAK 10F/8422-03・続編 [スピーカー]
前回の「SCANSPEAK 10F/8422-03」の続編記事になります。
「Stereo誌 2012年8月号付録のスピーカー・ユニット」スキャンスピーク 10F/8422-03を、ダイトーボイスのSV-101にポン付けし、結果は良好で自画自賛しておりますが、取り付けの際に気付いた点を補足させて頂きます。
ユニット固定のネジ位置
10F/8422-03はフレームが樹脂製で密着性が高く、木製バッフルに取り付ける分にはパッキン等は不要ですが、取付ネジが3個のためネジ位置を三角形にするか逆三角形にするかで悩みました。
スピーカー取付ネジが三角形(△)配置のONTOMO MOOK(特別付録:エンクロージュア・キット)
スピーカー取付ネジが逆三角形(▽)配置のBOSE 101MM
本誌製作例のネジ位置は全て三角形配置でしたが、何となく計算されてそうなBOSE 101を真似て逆三角形で固定してみました。
何れを選ぶにしても、開口径82mmに対してネジ穴ピッチ89mmは結構ギリギリですので、ネジ穴の位置決めは慎重に、取り付けネジの下穴もドリルを使って丁寧に開けました。
SV-101付属の内部配線
SV-101には内部配線付のワンタッチ式ターミナルが組み込まれており、スピーカー・ユニットの端子に差し込むだけで簡単に配線できる様に、コードの先にファストン端子という金具も付いていますが、実はそのままでは付属のファストン端子とスピーカー・ユニットの端子の形状が異なっていて使うことができません。
通常、スピーカー・ユニットのターミナルは極性によってピンの大きさが違う規格になっていて、端子側でいうとサイズはMとSがペアで必要なのですが、何故か付属の内部配線はSとSのペアとなっています。
一方で、ワンタッチ式ターミナル側もファストン端子になっており、こちらはMとMのペアという不思議な組合せの内部配線です。
対応としては簡単で、この内部配線を逆に挿して、ワンタッチターミナル側をS/Sのペア、スピーカー・ユニット側をM/Mのペアとすれば、付属の内部配線が使える様になります。
平行コードを2本に割いて、プラス側のコードだけ逆向きでも大丈夫です。
サイズの大きいプラス側はちょっときつめですが、マイナスドライバーで少し緩めてやればOKです。
付属の内部配線はかなり細めで交換したくなりますが、問題無く利用できますので、SV-101を使用される方は参考にして下さい。
「Stereo誌 2012年8月号付録のスピーカー・ユニット」スキャンスピーク 10F/8422-03を、ダイトーボイスのSV-101にポン付けし、結果は良好で自画自賛しておりますが、取り付けの際に気付いた点を補足させて頂きます。
ユニット固定のネジ位置
10F/8422-03はフレームが樹脂製で密着性が高く、木製バッフルに取り付ける分にはパッキン等は不要ですが、取付ネジが3個のためネジ位置を三角形にするか逆三角形にするかで悩みました。
スピーカー取付ネジが三角形(△)配置のONTOMO MOOK(特別付録:エンクロージュア・キット)
スピーカー取付ネジが逆三角形(▽)配置のBOSE 101MM
本誌製作例のネジ位置は全て三角形配置でしたが、何となく計算されてそうなBOSE 101を真似て逆三角形で固定してみました。
何れを選ぶにしても、開口径82mmに対してネジ穴ピッチ89mmは結構ギリギリですので、ネジ穴の位置決めは慎重に、取り付けネジの下穴もドリルを使って丁寧に開けました。
SV-101付属の内部配線
SV-101には内部配線付のワンタッチ式ターミナルが組み込まれており、スピーカー・ユニットの端子に差し込むだけで簡単に配線できる様に、コードの先にファストン端子という金具も付いていますが、実はそのままでは付属のファストン端子とスピーカー・ユニットの端子の形状が異なっていて使うことができません。
通常、スピーカー・ユニットのターミナルは極性によってピンの大きさが違う規格になっていて、端子側でいうとサイズはMとSがペアで必要なのですが、何故か付属の内部配線はSとSのペアとなっています。
一方で、ワンタッチ式ターミナル側もファストン端子になっており、こちらはMとMのペアという不思議な組合せの内部配線です。
対応としては簡単で、この内部配線を逆に挿して、ワンタッチターミナル側をS/Sのペア、スピーカー・ユニット側をM/Mのペアとすれば、付属の内部配線が使える様になります。
平行コードを2本に割いて、プラス側のコードだけ逆向きでも大丈夫です。
サイズの大きいプラス側はちょっときつめですが、マイナスドライバーで少し緩めてやればOKです。
付属の内部配線はかなり細めで交換したくなりますが、問題無く利用できますので、SV-101を使用される方は参考にして下さい。
大工道具的要素もあって実に楽しそうです。first impression も楽しみにしております。
by conta (2012-07-28 08:14)
conta様、お世話になります。
箱の設計から塗装までされるマニアの方と違って、才覚の無い私は既製品の組み合わせですが、それでも十分に楽しんでおります。
by coregar (2012-07-28 09:39)
私ならネジ穴の大きさも確かめもせずにざっとやってしまって痛い目にあっていることでしょう。
工作が終わって出てくる音が楽しみですね。
by そらへい (2012-07-28 14:55)
stereo 8月号購入後、エンクロージャーをどうしたものかと思案したところ貴殿のブログを拝見しました。
さっそくSV-101を入手し取付着手したところ内部配線のファストン端子の形状でとまっどていたところです。
貴重な情報を提供していただき有難う御座います。
一つご教授いただきたいのですが、SCANSPEAK 10F/8422-03側の接続ですが、本体裏から見て左端子(赤マジック印)がR(+)接続でよろしいのでしょうか?
宜しくお願い申し上げます。
by KAZU (2012-07-28 16:06)
エンクロージャーの位置を下に選ぶのなら
上す部に二本のネジで止めるのが人情でしょう。
ステレオ誌の意図を問い質していただけたなら幸いです。ではまた。
ありがとうございました。
by PopLife (2012-07-28 17:37)
そらへい様、お世話になります。
付属のネジは長めだったので、手持ちの短いものに交換しています。
上下の違いは見た目だけの問題かと思いますが、このユニットは短時間のエージングでも変化が顕著で、低域がしっかりと鳴る様になりました。
by coregar (2012-07-28 17:41)
KAZUさん、ご訪問ありがとうございます。
ご認識の通り、赤い印の付いた幅の広い端子の方が+になります。
最初は全く低域が出ませんが、10時間ぐらい鳴らすと随分と変わりますのでご安心ください。
by coregar (2012-07-28 17:57)
PopLife様、ご賛同ありがとうございます。
やはり、上部を二本にする方が、しっかりと固定できそうですよね。
by coregar (2012-07-28 18:01)
coregar様、ご教授いただきありがとうございます。
これで安心して取付作業に取りかかれます。
stereo 8月号は2冊購入し、エンクロージャーを分けて楽しもうと思っていましたがSV-101を最注文してしまいました。
今後のブログ更新も楽しみにしております。
有難う御座いました。
by KAZU (2012-07-28 22:16)
KAZU様、お世話になります。
お役に立てて何よりです。
小口径のフルレンジは、SX-111D、101VMを所有してますが、10F/8422-03 + SV-101が加わって、三者三様楽しみが増えました。
by coregar (2012-07-29 07:15)
coregar様、お世話になります。
本日10F/8422-03 + SV-101の取付完了しました。
確かにユニット固定のネジ位置は若干厳しかったのですが、事前情報ほ提供いただいたため何とか対応できました。
まったく低域は出ませんが、エージングを待ちたいと思っています。
その後はスーパーツィーター(TAKET-BATPURE)の追加を検討しております。
by KAZU (2012-07-29 22:45)
KAZU様、お世話になります。
最初は、実質9cmの小口径のため低域はムリかと思った程ですが、エージングが進むとしっかりと鳴る様になりますので期待してください。
by coregar (2012-07-30 07:00)
coregar さま
はじめまして
このブログを参考に作らせていただきました。
SV-101はネジ穴開けるのがギリギリな感じでしたが,
作ってみると実に良い感じでした。
高域のビビリが気になりましたが,
しばらく鳴らしてみたら,落ち着きました。
ありがとうございました。
by sora (2012-08-01 14:49)
sora様、ご訪問ありがとうございます。
SV-101は、手頃な値段で見た目より内容積もあるし、工作はもちろん塗装も不要で、お勧めのエンクロージャーだと思います。
by coregar (2012-08-01 23:09)