SSブログ

バーバー:弦楽のためのアダージョ [My Favorite CD]

バーバー:弦楽のためのアダージョ フィルハーモニック・ヴィルトゥオーゾ・ベルリン
barber.jpg
アルバムのタイトルとなっているサミュエル・バーバー作曲の「弦楽のためのアダージョ」は、ジョン・F・ケネディの葬儀や、映画「プラトーン」で使用された事で有名ですが、作曲者の名前をとって「バーバーのアダージョ」または「バーバーのアダージオ」とも呼ばれる名曲です。

ベルリン・フィルの名手たちによって構成されるフィルハーモニック・ヴィルトゥオーゾ・ベルリンの演奏は、質の高い弦楽アンサンブルであるのはもちろんですが、1989年録音とは思えない素晴らしい音質のアルバムです。

【演奏】
フィルハーモニック・ヴィルトゥオーゾ・ベルリン

【収録曲】
(1)弦楽のためのセレナード ホ短調op.20(エルガー)
(2)カノンとジーグ(パッヘルベル)
(3)弦楽四重奏曲第5番ヘ長調~セレナード(ハイドン)
(4)ノットゥルノ ロ長調op.40(ドヴォルザーク)
(5)弦楽五重奏曲ホ長調op.11-5~メヌエット(ボッケリーニ)
(6)弦楽のためのアダージョ(バーバー)
(7)リュートのための古風な舞曲とアリア~第3組曲(レスピーギ)


AMONG FRIENDS [My Favorite CD]

AMONG FRIENDS 再会 Art Pepper アート・ペッパー
among_friends.jpg
アート・ペッパーが長年にわたり専属契約していたコンテンポラリー・レコードを離れた最初の作品が1978年9月にレコーディングされた当アルバムで、タイトルはフリーマンとバトラーという旧知のミュージシャンとの再会セッションだったことに由来しています。

学生時代にLPで聴いたお気に入りですが、このCDはアート・ペッパー没後30周年企画の第一弾として、カムバック後の最高傑作をニュー・リマスタリングで復刻したもので、HQCDやDSDによる音質向上に加え、米オリジナルLP仕様による紙ジャケットが採用されています。

【演奏】
アート・ペッパー(as)
ラス・フリーマン(p)
ボブ・マグヌッセン(b)
フランク・バトラー(ds)

【収録曲】
1. Among Friends/再会 
2. Round About Midnight/ラウンド・アバアト・ミッドナイト 
3. I'm Gettin' Sentimental Over You/アイム・ゲッティン・センティメンタル・オーバー・ユー  
4. Blue Bossa/ブルー・ボッサ 
5. What Is This Thing Called Love?/恋とは何でしょう? 
6. What's New?/ホワッツ・ニュー? 
7. Basame Mucho/ベサメ・ムーチョ 
8. I'll Remember April/四月の想い出 
9. Blue Bossa (alternate take)/ブルー・ボッサ(別テイク) 


J.S.Bach:Preludes and Fugues [My Favorite CD]

Bach: Preludes & Fugues John Lewis プレリュードとフーガ ジョン・ルイス Vol.1~4
vol-1.jpgvol-2.jpg
vol-3.jpgvol-4.jpg
「バッハ:プレリュードとフーガ」は、MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)の実質的リーダーでクラシックにも造詣の深いジョン・ルイスが、バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻全曲を自身のアレンジにより演奏したもので、1984年から5年の歳月をかけて完成した作品です。

平均律クラヴィーア曲集はプレリュードとフーガ各24曲で構成されていますが、プレリュードは彼のピアノ・ソロ、フーガは曲によってギター、ベース、ヴァイオリンなどのアンサンブルで演奏するという方法を採用し、楽譜に忠実に始まりながら次第にジャズ色を強めた展開となり、やがてバッハの音楽に回帰するというスタイルになっています。

ニューヨークの教会で収録された優秀な録音が話題で、Vol.1の発売時にLPを購入しましたが、DENON DP-55Lは休眠中のため、改めてVol.1~4をCDで揃えたものです。
国産CDは絶版となっている様で再販が望まれます。

演奏:
ジョン・ルイス(ピアノ)
ハワード・コリンズ(ギター)
マーク・ジョンソン(ベース)
ジョエル・レスター(ヴァイオリン)
ロイス・マーティン(ヴィオラ)
ロバート・ダン(ヴィオラ)
アナヒド・アジェミアン(ヴァイオリン)



タグ:MJQ

The Last Concert [My Favorite CD]

The Last Concert The Modern Jazz Quartet ラスト・コンサート モダン・ジャズ・カルテット
The Last Concert.jpg
MJQは、1951年にミルト・ジャクソン・カルテット(Milt Jackson Quartet)として結成し、翌年にはモダン・ジャズ・カルテット(Modern Jazz Quartet) と名前を変え、1974年のミルト・ジャクソンの脱退表明を受けてラスト・コンサートを開きグループ活動に終止符を打ちます。

1981年には再結成しますが、このアルバムは1974年11月25日にニューヨークのリンカーン・センターで行なわれたラスト・ライヴの模様を収録したもので、MJQスタンダードと言える作品が次々と演奏され、ミルト・ジャクソンの躍動感溢れるヴァイヴとジョン・ルイスの理性的なピアノが存分に楽しめます。

演奏:
ミルト・ジャクソン(ビブラフォン)
ジョン・ルイス(ピアノ)
パーシー・ヒース(ベース)
コニー・ケイ(ドラムス)

収録曲:
Disc-1
1. Softly, as in a Morning Sunrise/朝日のようにさわやかに
2. The Cylinder/シリンダー
3. Summertime/サマータイム
4. Really True Blues/リアリー・トゥルー・ブルース
5. What's New?/ホワッツ・ニュー
6. Blues in A Minor/Aマイナーのブルース
7. Confirmation/コンファメイション
8. Round Midnight/ラウンド・ミッドナイト
9. A Night in Tunisia/チュニジアの夜
10. Tears from the Children/ティアーズ・フロム・ザ・チルドレン
11. Blues in H (B)/H(B)のブルース
12. England's Carol/イングランズ・キャロル

Disc-2
1. The Golden Striker/ゴールデン・ストライカー
2. One Never Knows/ひとしれず
3. Trav'lin/トラヴリン
4. Skating in Central Park/スケーティング・イン・セントラル・パーク
5. The Legendary Profile (CD ONLY bonus tracks)/リジェンダリー・プロフィール
6. Concierto de Aranjuez (CD ONLY bonus tracks)/アランフェス協奏曲
7. The Jasmin Tree/ジャスミン・トゥリー
8. In Memoriam/イン・メモリアム
9. Django/ジャンゴ(アンコール)
10. Bags' Groove/バグス・グルーヴ(アンコール)



タグ:MJQ

Somethin' Else [My Favorite CD]

Somethin' Else Cannonball Adderley サムシン・エルス キャノンボール・アダレイ
Somethin' Else.jpg
1958年にブルーノート・レーベルからリリースされた『サムシン・エルス(Somethin' Else )』は、ジャズのスタンダード中のスタンダードとされる「枯葉(Autumn Leaves)」 を、シャンソンの世界からジャズに持ち込んだ名盤で、アナログレコード付きマガジン 「隔週刊 ジャズ・LPレコード・コレクション」にも選ばれています。
実質のリーダーはマイルス・デイヴィスですが、契約の関係からリーダー名義はキャノンボール・アダレイとなっています。

【演奏】
キャノンボール・アダレイ(as)
マイルス・デイヴィス(tp)
ハンク・ジョーンズ(p)
サム・ジョーンズ(b)
アート・ブレイキー(ds)

【収録曲】
1. Autumn Leaves
2. Love For Sale
3. Somethin' Else
4. One For Daddy-O
5. Dancing In The Dark
6. Bangoon



(当サイトはAmazonのアフィリエイトリンクを含みます)