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ハイレゾ音源 無料ダウンロード [音楽配信]

ハイレゾ音源 無料ダウンロード
ハイレゾ音源を手に入れるには、オンキヨーの「e-onkyo music」やソニーの「mora」等のハイレゾ配信サイトから楽曲を購入してダウンロードする必要がありますが、お試し用にサンプル音源の無料ダウンロードも数多くありますので、幾つかピックアップしてご紹介します。

e-onkyo music
日本の音楽配信の老舗、オンキヨーの「e-onkyo music」です。
高音質レーベルとして世界的に有名な、ノルウェー【2L】の作品が無料ダウンロードできます。

「SOUVENIR part II」より、チャイコフスキー:SOUVENIR de Florence op. 70: I. Allegro con spirito(弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」第1楽章)/トロンハイムソロイスツ
http://www.e-onkyo.com/about/
Stereo (2ch)のWAV,FLAC,DSDに加え、Dolby TrueHD,WAV,FLACのSurround (5ch~)フォーマットが提供されており、メンバー登録して0円のサンプル音源を購入しダウンロードします。

「SOUVENIR」より、チャイコフスキー:SERENADE for Strings op. 48「弦楽セレナード 第1楽章」/トロンハイムソロイスツ
http://music.e-onkyo.com/artist/tokusen.asp
「特選街」の愛読者サービスの企画「DSD&ハイレゾ音源の無料ダウンロード」とありますが、誰でもDSD2.8MHz,WAV24bit/192kHz,MP3(128kbps)のダウンロードができます。

HiRes Download - test bench
上記e-onkyo musicの無料サンプル音源の提供元、ノルウェーのレーベル【2L】が提供するお試し用のハイレゾ音源サイトです。
http://www.2l.no/hires/index.html
flac形式の24bit/96kHz/2ch, 24bit/192kHz/2ch, 24bit/96kHz/5.1chに加え、DSD音源のサンプルもあります。
ダウンロードの際に、ユーザーネームとパスワードを要求されるので、それぞれ「2L」と入力します。

moraハイレゾお試し楽曲(無料)
ソニー・ミュージックエンタテインメントグループのレーベルゲートが運営する音楽配信サイトのmoraにも、FLAC 96kHz/24bit【0円 mora無料ダウンロード商品】があります。
http://mora.jp/etc/highreso
会員登録し、無料ダウンロード商品を0円で購入してダウンロードします。

オーディオテクニカ ハイレゾ音源ダウンロード
audio-technicaの製品ページにも、ハイレゾ音源の無料ダウンロードがあります。
http://www.audio-technica.co.jp/proaudio/sc/40series/ribbon/
同社のリボンマイク(AT4080,AT4081)を使って録音されたWAVの192kHz/24bitです。

続・Marantz UD7006-その③」に書いた通り、私のオーディオ環境はWAV限定のハイレゾ対応のため、残念ながらFLACをそのまま再生できませんが、FLACファイルは音質劣化の全く無い「可逆圧縮」ですので、USBメモリーをデコードの出力先にして元のWAVEファイルに戻し、「続・Marantz UD7006-その②」で紹介したUSBメモリー再生で試聴しています。

また、e-onkyo musicサイトに、ハイレゾ音源の種類、およびCDクオリティとの比較表がありますので、併せてご紹介しておきます。
ハイレゾ音源の種類、およびCDクオリティとの比較
種類 サンプリング
周波数
量子化
ビット数
1秒間における
1chあたりの情報量
CDとの
データ容量差
PCM(CD音質) 44.1kHz 16bit 705.6Kbps 1.0倍
PCM(ハイレゾ) 96kHz 24bit 2304Kbps 3.3倍
PCM(ハイレゾ) 192kHz 24bit 4608Kbps 6.5倍
DSD64(SACD音質) 2.8224MHz 1bit 2822.4Kbps 4.0倍
DSD128 5.6648MHz 1bit 5664.8Kbps 8.0倍

追伸:
JEITA(電子情報技術産業協会)のハイレゾ定義に続き、日本オーディオ協会もハイレゾ定義や推奨ロゴなどを6月12日に発表しました。
同協会の定義はJEITAの定義を踏襲しつつ、デジタル系は96kHz/24bit以上に対応可能であることや、アナログ系の高域再生性能が40kHz以上との付帯項目を追記しています。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20140612_653038.html

hires-logo.jpg
ロゴはソニーが以前から使っていたロゴマークの無償譲渡を受けて、オーディオ協会推奨のハイレゾロゴとして採用されたものです。
タグ:ハイレゾ
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aneurysm

アーティスト直販HPなんかで最近ちょくちょく
FLAC音源でDLすることがありますけど
ハイレゾは頑張って普及させてほしいです。


by aneurysm (2014-07-05 09:17) 

coregar

aneurysm様、コメント& niceありがとうございます。
1980年代の後半から、オーディオ分野は長期凋落傾向にあり、市場の縮小が続いているそうです。
「ハイレゾ」や「Bluetooth」で若い世代を取り込んで、活気を取り戻して欲しいです。
by coregar (2014-07-05 09:46) 

そらへい

いつも有益な情報、ありがとうございます。
とりあえずは、無料ダウンロードを試してみたいですね。
オーディオの長期凋落は、とうとうパイオニアまで飲み込んでしまったみたいですね。
PCオーディオでもヒットを出しているのですが
あくまで小さなマーケットの中でのものなのでしょうね。
by そらへい (2014-07-05 11:54) 

coregar

そらへい様、お世話になります。
サンプル音源はクラシック中心ですが、品質は高いので十分に楽しめます。
携帯音楽プレーヤーやイヤホンの売上が伸びても、単体コンポの穴埋めには全く及ばないという事なのだと思います。
by coregar (2014-07-05 13:08) 

PopLife

電源ノイズの有無がどれ程まで音質への影響を及ぼすかについて
拘った者だけがマニアとして存在するならその数は
見るも無残でしょう。高級機と普及機の二分かがますます進んで行く
と考えます。クラッシックの音楽家がテレビメディアへ
タレントとして登場した時点で世が動いていたと感じるのです。
ではまた、ありがとうございました。
by PopLife (2014-07-06 10:17) 

coregar

PopLife様、お世話になります。
オーディオ市場もハイエンドは頑張っている気がしますが、全体からすれば一部ですし、購入層であるマニアの高齢化という問題もありますね。
by coregar (2014-07-06 18:34) 

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