ハイレゾ音源 [音楽配信]
ハイレゾ音源(ハイレゾオーディオ)
ワールドカップブラジル大会が目前に迫り、映像分野は4K対応が本格化していますが、音響分野では音楽CDを大きく上回る情報量を持ったハイレゾ音源対応がトレンドとなっています。
(左はソニー、右はJVCケンウッドがハイレゾ対応製品に用いているロゴ)
ハイレゾとは「High-resolution」の略で、PCM24bit、あるいはDSD1bitなど、一般的に音楽CDの44.1kHz/16bitを超える解像度を持った音楽データを指しますが、これまで明確な定義が存在しなかったことから、2014年3月26日に業界団体のJEITA(電子情報技術産業協会)が、「ハイレゾオーディオ」の呼称を定義し会員企業に周知したそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140331-00026143-engadget-sci
JEITAによる定義では、リニアPCM換算で「サンプリング周波数と量子化bit数のいずれかがCDスペックを超えていればハイレゾオーディオ」と定めており、48kHz/24bitや44.1kHz/24bitは「ハイレゾオーディオ」ですが、96kHz/12bitや32kHz/24bitなど、サンプリング周波数/量子化bit数の一方がCDスペックを超えていても、もう一方がCDスペック未満の場合は、ハイレゾに該当しないというものです。
尚、昨今話題のDSDについては、2.8MHz(SACD音質)以上はハイレゾであるという認識が定着しているため、特に言及されておりません。
JEITAによるハイレゾオーディオ定義の例
ハイレゾ再生ソフトを導入すればパソコンでも再生可能ですし、持ち歩き可能なハイレゾ対応デジタルオーディオプレイヤーという選択肢もありますが、ハイレゾ対応のネットワークオーディオプレーヤーやUSB DAC(D/Aコンバーター)を用意すれば、ハイレゾ音源を高音質で楽しむ事ができます。
ネットワークオーディオプレーヤー、ネットワークCDレシーバーだけでなく、最近はネットワークプレーヤー機能を備えたAV機器も多いので、まずはハイレゾ音源の無料サンプルダウンロードや、ハイレゾ音源が収録されたオーディオ雑誌の付録DVD等を入手して、自身の環境でCD音質とスタジオ音質との聴き比べをお薦めします。
「続・Marantz UD7006-その③」の際は、e-onkyo musicサイトの無料サンプルハイレゾ音源を使用しましたが、無料でダウンロード可能なハイレゾ音源も結構あるので、別途改めてご紹介したいと思います。
因みに、これまで当ブログで紹介したオーディオ雑誌の付録USB DACは、残念ながら何れもハイレゾ対応ではありません。
ワールドカップブラジル大会が目前に迫り、映像分野は4K対応が本格化していますが、音響分野では音楽CDを大きく上回る情報量を持ったハイレゾ音源対応がトレンドとなっています。
(左はソニー、右はJVCケンウッドがハイレゾ対応製品に用いているロゴ)
ハイレゾとは「High-resolution」の略で、PCM24bit、あるいはDSD1bitなど、一般的に音楽CDの44.1kHz/16bitを超える解像度を持った音楽データを指しますが、これまで明確な定義が存在しなかったことから、2014年3月26日に業界団体のJEITA(電子情報技術産業協会)が、「ハイレゾオーディオ」の呼称を定義し会員企業に周知したそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140331-00026143-engadget-sci
JEITAによる定義では、リニアPCM換算で「サンプリング周波数と量子化bit数のいずれかがCDスペックを超えていればハイレゾオーディオ」と定めており、48kHz/24bitや44.1kHz/24bitは「ハイレゾオーディオ」ですが、96kHz/12bitや32kHz/24bitなど、サンプリング周波数/量子化bit数の一方がCDスペックを超えていても、もう一方がCDスペック未満の場合は、ハイレゾに該当しないというものです。
尚、昨今話題のDSDについては、2.8MHz(SACD音質)以上はハイレゾであるという認識が定着しているため、特に言及されておりません。
JEITAによるハイレゾオーディオ定義の例
48kHz/24bit →(CD スペック同等/CD スペック超)→ ハイレゾオーディオハイレゾ音源を楽しむ方法ですが、ネット配信が基本のハイレゾ音源を入手するためのブロードバンド接続のパソコンとハイレゾ音源対応オーディオ機器が必要になります。
96kHz/16bit →(CD スペック超/CD スペック同等)→ ハイレゾオーディオ
96kHz/24bit →(CD スペック超/CD スペック超) → ハイレゾオーディオ
48kHz/16bit →(CD スペック同等/CD スペック同等)→ 非該当
96kHz/12bit →(CD スペック超/CD スペック未満)→ 非該当
32kHz/24bit →(CD スペック未満/CD スペック超)→ 非該当
ハイレゾ再生ソフトを導入すればパソコンでも再生可能ですし、持ち歩き可能なハイレゾ対応デジタルオーディオプレイヤーという選択肢もありますが、ハイレゾ対応のネットワークオーディオプレーヤーやUSB DAC(D/Aコンバーター)を用意すれば、ハイレゾ音源を高音質で楽しむ事ができます。
ネットワークオーディオプレーヤー、ネットワークCDレシーバーだけでなく、最近はネットワークプレーヤー機能を備えたAV機器も多いので、まずはハイレゾ音源の無料サンプルダウンロードや、ハイレゾ音源が収録されたオーディオ雑誌の付録DVD等を入手して、自身の環境でCD音質とスタジオ音質との聴き比べをお薦めします。
「続・Marantz UD7006-その③」の際は、e-onkyo musicサイトの無料サンプルハイレゾ音源を使用しましたが、無料でダウンロード可能なハイレゾ音源も結構あるので、別途改めてご紹介したいと思います。
因みに、これまで当ブログで紹介したオーディオ雑誌の付録USB DACは、残念ながら何れもハイレゾ対応ではありません。
タグ:ハイレゾ
一口にハイレゾといっても
いろいろな定義があるのですね。
USBDAC
5日導入したいと思いながら
今はいろいろ迷っているところですね。
お金が貯まる間・・・
by そらへい (2014-05-17 15:42)
そらへい様、お世話になります。
ハイサンプリングは空気感や雰囲気の再現が良くなり、ハイビットは立ち上がりなど聴こえ方に強く影響するそうですが、そう言われると確かにそんな気がします。
by coregar (2014-05-17 18:20)
何時もお世話になっております。
さてハイレゾ音源ですが、そんなの必要ねぇと思っています。と言うのも
ミュージカルフィデリティのCDで聞けるだけで十分に満足している
からなのです。それよりもリマスターを行った方がどんだけ有益な
手立てに思われます。ではまた、ありがとうございました。
by PopLife (2014-05-17 20:46)
PopLife様、お世話になります。
うーんミュージカルフィデリティですか、アナログ原盤をリマスターしハイレゾマスタリングしたものはまだしも、CDを単にアップサンプリングしただけの「ニセレゾ」も横行しているので、確かにCDでも十分かも知れません。
by coregar (2014-05-18 06:32)